1番先にやるべきことは〇〇〇〇仕分け!
教員から転職を考えた時に、真っ先にやるべきことがあります。実際に私もこれを行なって、自分の思考を可視化できました。
それは、現状のメリデリ仕分け!
これを行うことによって、次の転職先への条件を絞ることができます。皆さんにもおすすめします!
今日は、実際に私が行なったメリデリ仕分けをより詳しくまとめました。
教員のメリット
生徒との時間が楽しすぎる
これは何回も言いますが、
生徒と過ごす時間は楽しかった!
教員になる人は、皆そう思うからできている!と勝手に思っています。授業中も休み時間も、さらには学校行事も、生徒と共に過ごす時間は今でも最高の思い出です。
教員の醍醐味は、生徒と共に過ごす時間だと私は思っています。
しかし教員にはその時間を遮る会議や雑務、保護者対応や教員間の連携不足が原因となり、生徒に向き合える時間が減っていることもありました。
もちろん、生徒と関わるだけが教員の仕事ではないと自覚して、試験を通過し教員になりました。ですが、ここまで他の業務があり驚いたのは正直なところです。
教員になる前にもう少し業務について理解を深めていたら良かったな、、、
と反省です。
給料が同年代の普通会社員よりやや高い
初任給は、新卒で23万越え。
教員の給与は、ネットで調べるとすぐに出てきます(都道府県によって差はありますが)。
特に魅力的だったのは年間昇給が1万以上だったこと。
さらに、年に2回ある賞与(ボーナス)も1回あたり2.7ヶ月分あります。それが、年2回もあります。教員の方が6月と12月にテンションが上がるのはしょうがないです、、、
おい、うぬぼれ。世界は広いぞ。
5〜6年に1度転勤がある!?
(公立学校の話です)
転勤には、良い思い出も悪い思い出もあるなー
教員になると、まず学校に配属されます。
その学校に初任から定年まで務めることはできない事になっている規則がある。
そのため定年までに5つ6つの学校に勤める事になります。
辛い人間関係があったり、部活や教科の主を担当したいが先約が居るためできなかったり、そんな時でも数年耐えることで転勤が待っています。まず、数年耐えることも大変ですし、転勤先がまた同じ様に辛い人間関係が待っている可能性もあるのですが、、、
逆もあって、最高の環境で通勤時間も文句なし!という学校に勤務していても同様に転勤があります。
余談ですが。
若人は住んでいるところから遥か遠く離れた学校に配属されることもしばしば。
聞いた話によると、ドアtoドア2時間以内であればその学校は配属先候補に挙げられてしまうとか。正直、通勤1時間半以上は負担が大きすぎます。実際、知り合いの友人もあまりにも遠くに配属が決まったため辞退を申し入れたそうです。その後、近くの異校種に配属になったそう。なんとも教員らしい話だが、こればかりはしょうがない話なのか。
教員のデメリット
時間外労働がありすぎる
教員は本当に時間外勤務が多すぎます〜(私の経験)
朝:部活動朝練、登校指導、行事の時は始発で来て準備、課外指導、保護者対応 etc
朝はコーヒーを飲みなが優雅に勤務スタート時間を待つ!なんてことはあり得ません。
朝から部活指導。主顧問だといいかもしれませんが、副顧問で主顧問から依頼されての朝練指導は身体がついてこなくてしんどい思いをしました。
昼休み:学年会、課外指導、他校と練習試合打ち合わせ etc
昼はコーヒーを飲みながら優雅に新聞チェック!なんてことはあり得ません。
生徒が急に来て、〇〇の課題提出させてください!〇〇のテスト範囲確認させてください!もちろん、生徒が来てくれる場合は喜んで対応しますが、他教員から発案の不毛な会議や代役としての練習試合打ち合わせは苦痛でした。業務の1つなので、私なりに真剣に対応しましたが。
定時後:部活指導、会議の延長、保護者対応、教材研究、配布文書制作、設備施錠確認 etc
定時後はチンと同時に退勤だー!なんてことはあり得ません。
必ずと言っていいほど何かがあります。今でも覚えているのが、定時に帰る時は職員室のホワイトボードに『私用のため17時に退勤します 〇〇←名前』を書いていなければなりませんでした。定時に帰る人が申し訳なさそうに帰る姿は違和感しかありませんでした。
休日:部活、何かの発表会、何かの表彰式、PTA主催の会、授業準備、教材買い物 etc
休日はパン屋でパンを買ってコーヒーを一杯!たまにはできました。
毎週末必ず部活はあります、平日に行けない教材の買い物は休日です。生徒が何らかの表彰式に出る時に引率しますが、この時だけは身体が自然と動きます。
そして、これらの時間外業務に時間に応じての残業手当は出ません。
部活動手当は出ますが、休日の交通費は支給されないために赤字です。
ここで馬鹿げている計算ではありますが、、、
仮に残業1h×1,000円で、私の休日を含めた月180hの残業代を計算すると、18万円ですww
(はい、皆さまスルーでお願いします)
お前さては一般の残業代計算しらないな〜
常に超マルチタスク状態
教員時代、ある週の私のマルチタスク
・学校行事を無事に終えるためには何が必要か。
・考査の問題の配分。
・部活の練習メニュー改革。
・授業づくり&教材研究。
・担任としてのクラス経営課題。
・ある生徒の保護者対応。
このタスクを同時かつ迅速にこなしていかなければなりませんでした。それも年間を通して。
私の極小キャパからすると、頭から煙が吹き出してしまうタスク量でした。
もうあの頃には戻れんな〜。
自分の中のメリデリを把握しよう!
私は、転職を決断する前に教員としてのメリットとデメリットをまとめました。
まとめている時には、教員を目指してこれまで頑張った学生時代のことや試験勉強のことを思い出しました。さらには、サポートしてくれた両親や大学教授のことも思い出しました。その人達へは、本当に申し訳ないなと思いました。その申し訳なさから、決意がより一層固くなりました。
そして自分に問いかけました、
メリットを見て、この美味しい思いを捨ててでもやっぱり人生を変えたいか!?
デメリットを見て、この辛い思いを今すぐに打破して人生を変えたい!?
答えは、YES。断固たる転職への決意が固まりました。
皆さんも今の職のメリットとデメリットを仕分けてみてください!
自分の考えと転職において譲れないポイントが見えてきます!
最後に
この記事を見ている方へ、一言だけメッセージを
自分の人生は自分が主役
やっぱり誰に何と言われようとやりたいことをやってください!応援しています!
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